オルフェーヴル 日本ダービー 優勝写真と口取りについて

ダービーの優勝写真。この写真を見て頂けばわかるように、口取りは申し込んでいません。
下はアスコットの写真ですが、アスコットにまで行って、あえてパドックには入っていません。アスコットは「出資者」も「40人のオーナー達」とパンフレットに記載してくれますので、パドックにも入れるし、もちろん口取りもできます。キングジョージの下見所に家族で入れるなんて金輪際ないチャンスでしょう。でも、これを見ればわかるように、我が家はあえて申し込んでいません。

質問もありましたので、今日は口取りについて。
一口の大きな醍醐味といわれる口取りですが、実は一度もしていません。私も私の家族も。申し込み自体も例外を除いて申し込んでいません。
変わっているといわれるかもしれませんが、結局、勝った馬の姿をみんなで見ていたいという考え方なんでしょうね。
自分がその舞台で一緒に……と思わないこともないんですが、一緒に写るのは毎年の牧場で写ってますし、勝ってくれたときはみんなで一緒に外から見る方が個人的に好きなので。
ただ、G1で馬場に出てみたいとは思いますので、G1の時に何度か申し込んだことはあります。
ハーツクライの時は申し込めば負ける、申し込まない、あるいは見に行けないときに限って勝つということがあり、ジンクスではありませんが、やっぱり普段通り、G1や重賞だからといって特別に口取りに申し込まない方がいいんだろうなぁと思っていました。
そして、口取りを申し込まないだけではなく、G1どころか新馬からずっと見に行っているのに、直前の事情で見に行けなかった有馬記念とドバイに限って歴史的な? G1勝ち。


オルフェーヴルでも同じでした。ただ、オルフェーヴルは家族の希望で、芙蓉S、シンザン記念きさらぎ賞と口取りを申し込みました。結果はご存じの通り。
そんなこともあって、ずっと見に行ってる馬ですがスプリングSはあえて申し込まないで阪神競馬場で観戦。これまでどうしてたのかというくらいあっさりとG2を勝ってくれました。
皐月賞は見に行けず。見に行けないときに京都で見れば……あの有馬記念を思いだしながら、ターフビジョンで必死に応援(これはこれで良かった。ターフビジョンの大写しに我を忘れて一生分叫べたので、凄く良い思い出になりました)。見に行けなかったこととは関係なかったのですが、個人的なジンクスもどき? 継続で皐月賞を勝ってくれました。


あえて申し込まなかったときは勝つ……。
本当はジンクスなんてないでしょうし、勝つのはひとえに馬と関係者のおかげですので、結果とは全く関係ないのはわかりきっているんですが、今回は多くの人の夢を背負う舞台。見に行くだけでも危険なのに? 口取りまで申し込んだら……と思い、あえて遠慮しました。


この写真を見て、改めてそれで良かったと思います。
馬場には出てみたいけど、やっぱりこの姿をみんなで眺めている方が自分としては幸せな気分になれるような気がします(もともとハレが苦手な方なのかもしれません)。


でも、菊花賞天皇賞(セオリーなら99%菊花賞でしょうが、天皇賞の方が良い競馬できそうな気もします。選択肢に出してくるところがさすが池江先生)かはわかりませんが、天皇賞なら一度きりではないし今度は申し込もうかな〜。