日本ダービー ディープブリランテ

岩田ジョッキーが見事ダービー制覇。
ディープブリランテも最後一杯になりながら粘る強い競馬でしたが、折り合いの難しい馬でも果敢に前に行ってインにこだわる騎乗を貫き通した、岩田ジョッキーのファインプレイも大きかったと思います。
一戦一戦を見れば、後方や大外からの追い込みが派手に見えますが、競走生活トータールで捉えれば、前目のインで競馬するのが一番アドバンテージが大きいのは間違いありません。
マイルカップであんなことがあっても躊躇せず、いつものスタイルで乗ったジョッキーは素晴らしい。もちろん競馬ですから詰まるときもあります。全戦全勝を目指して安全策を取るときにはとても挑めないスタイルだと思いますが、トータルで一つでも前の着順に持ってくることが大事な一口では、本当に今日のような騎乗が一番だと改めて実感しました。もちろん、馬によりけりで、全馬に当てはまるわけでもありませんが。
そして、人気や足かせは、あって良いことは一つもなし。


ワールドエースゴールドシップは4着と5着。今日の馬場と位置取りでは、仕方なかったと思います。
2着はもう一頭のステイゴールド産駒、フェノーメノ。諸々考えると、ステイゴールドこそ規格外の種牡馬だったのかもしれません。


二年連続でダービーに出走できたハーツクライ産駒。ジャスタウェイは脚を溜めて溜めてという競馬でしたが、思ったほど伸びず11着。これから成長してくれると思いますので、秋に期待します。