オルフェーヴル 明日 追い切り & 宝塚記念出走? 回避?

前走後からずっと懸念し続けていたオルフェーヴルの状態。やはり池江師の目から見ても、現状はもう一つのようです。

(クラブのコメント)
・トモの蹴りや毛艶を見るとまだ本来のデキにはない
・特別登録はするが、出否は状態を見て判断

(報道)
・体にボリュームが出てこない
・気持ちが失せているようにも思える
・出否は未定


心配していたとおりの展開になってきてるような……。
阪神大賞典での尋常でないレース、その後の状態と調教再審査、天皇賞パドックとレースぶり、放牧後のNFしがらきでの回復の遅さ。全てが無理をするべきではないということを示唆しており、宝塚記念をというのは初めから厳しい状況でした。
池江師の手元で様子を見て進めたいということで先週入厩しましたが、やはり師の見立てでも、これまでとは違って状態がいま一つ。
このままなら、狂った歯車をずっと引きずる可能性もありますが、幸いにして池江師は勇気を持った決断が出来る先生ですので、そこが救いです。こうして仕上げに入ってる状況で、正直に思わしくない現状と出否未定を表明するのはとても勇気のいることです。頑固な調教師さんなら、そのまま何も言わず仕上げて出走に持って行くでしょう。


やれば時計は出る馬ですので、追い切りは走ると思います。宝塚の週は凄い時計を出してくるでしょう。ただ、2週前追い切りの時点で、予想していた通りの体調の話が出ていること自体が、きつい現状を物語っています。
それ単体ではなく、春一連の経緯を考えると、絶対に無理は禁物でしょう。
我が家も、せっかくだからと、出走モードで24日を楽しみにするようになっていましたが、池江師が勇気を持って出走を見送られるのなら、その決断を大いに支持します。
この馬は、すでにもう考えられないくらいに頑張ってくれています。何かを証明する必要も慌てる必要もありません。少なくとも宝塚記念は大目標にしてきたレースではありません。無理をさせてまで、あるいは状態の落ちてるなかを無理に仕上げてまで走らなければならないレースではないでしょう。


無理せずゆっくりと待って、そしてまた走りたくなったら、きっといつもの走りを見せてくれるはずです。とにかく無事が一番。