エクスペディション 小倉記念 7枠10番確定

北海道の牧場見学に行ってきました。見学の様子や牧場の馬についてはまた来週にでも写真を載せたいと思います。

さて、エクスペディションの小倉記念ですが、まず枠順。
条件戦なら外でも上手くレースが出来るのですが、同じレベルの馬との併走になると、外枠の場合、最後までロスのある競馬になってしまいがちです。今回こそは内枠からそのまま内々でと思っていましたが、また外枠になりました。12頭立てと頭数が少ないのと、最初のコーナーまでに距離があるので影響は少ないですが、それでも、また外かという印象。ロスなく進めようと思えば、浜中ジョッキーが上手くポケットに入れなければなりません。出たなりで内に潜れる内枠と違って、流れと他馬の動向次第になってしまうというだけでも歓迎できない材料です。
ただ、このレース、展開的に予想がしやすく、ある程度隊列がすぐに決まりそうなので、上手くいけば? 逃げ・先行馬の直後、5〜6番手あたりでロスなく流れに乗れるかもしれません。
追い切りは、
1日 坂路 51.8 -38.2 -25.3 -12.9 浜中J 叩き一杯

全体時計は速いですし、目一杯やられているのは順調の証。ただ、最初の1Fが速くて、それにつられて全体時計も速くなっていますが、3Fは38秒台と決して速くはありません。最後も12秒9で、少し脚が上がったかな。新聞によると、追い切りに騎乗した浜中Jが、やはりもう一つ反応が良くなく調子が戻りきってないようなコメント。前走も同じジャッジで伸びきれませんでした。
そうなるとメンバー強化の今回も厳しいところですが、好転材料もいくつかあります。
・コース(べつに小倉が大得意というわけでもないでしょうが、勝っているのも確か)
・叩き二走目
・そして前走団子の大外をまくって伸びきれなかったことから、今回も同じ乗り方をする可能性は少ないこと(たとえまくっても、この頭数で小倉なら、4角はそれほど大きなコースロスにはならない可能性も。ただ外枠になりましたので五分五分かな)
・展開もわかりやすそう。飛ばす馬がいるのであまり前に行ってどうかと思いますが、5〜6番手からこの馬の競馬がしやすいメンバー構成に思えます。
・人気――これでやっと人気がなくなるのも大きな材料。人気なんてあってもいいことなし。
・メンコを外すのはどうでしょう? 気で走る傾向のある馬ですが、それでも燃えすぎないようにするのは何より大切なことで、これはどう出るか分かりません。

このようにプラス材料とマイナス材料ならややプラス材料の方が多いのが今回のレース(また外枠になったのは想定外でしたが)。
冬の重賞挑戦時も本調子になかったということですが、中日新聞杯や、外外を回ってあのメンバーで掲示板に来れた金杯くらい走れれば、G3なら十分に楽しめる競馬が出来ると思います。
今回、叩かれてどれだけ上向いたか、少しでもロスなく乗れるか、不確定要素は多いですが、目標にしていたレースに一杯の追い切りをかけて臨めるのはありがたいことで、とても楽しみです。
狙ったレースに、こうして狙い通りに走ることはそんなに簡単ではないこと。陣営には感謝しています。
まだまだ来年も再来年も楽しみにしたい馬なので、どうか無事に走って欲しいと思います。 痛いところが多かった馬ですが、こうして順調に重賞に使い続けられるのですから、馬も本当に立派。よくやってくれていると思います。とにかく無事に、まず無事に。
そして出来れば、どこかで賞金を加算して欲しいと思います。