エクスペディション 新潟記念 5枠10番 確定

今度はさすがに内枠を引くだろうと思っていましたが、また外目の10番枠。
でも、今回はここで良かったと思います。先週を見る限り、2ヶ月連続開催の終盤とは思えないほど内が良い馬場で、もしその馬場のままならこの10番が良かったとはいえませんが、さすがに最後の最後となると馬場も悪くなるでしょうし、直線は外に出せる方がいいでしょう。とか言ってても最近の馬場傾向なら内が残ることもありますが……。
とりあえず今回は良いところを引いたと思いますので、あとは浜中J次第。


脚を余さない騎乗で日頃から浜中騎手には好感を持っていますが、その脚を余さないという早め早めの騎乗がまさに小倉ならではという部分はあったかと思います。そういう意味では、今回、ジョッキーキーと新潟外回りとの兼ね合いがどうかという部分はあるでしょう。でも、道中しっかり溜めさえすれば、この馬も長く脚を使えますので直線の長い競馬には対応出来るでしょう。
ただペースが問題。どうしても直線の長さが意識されて、残り1000Mからペースアップという競馬にはなりにくいでしょうね。残り1000から800でペースアップして動いていくような、この馬がこれまで結果を残してきた流れは望みがたく、かといってあれだけ直線の長いコースでコーナーから自分で1頭だけ動いていくのは無謀でしょう。
そこを補う意味でも、理想は前走のようにスタートから上手く出て、早めに中段前目の位置をキープし、中盤はしっかりと溜めることでしょうか。好位置で溜められさえすれば、早めにペースアップしてもそうは簡単に止まらないと思います。ただ言うのは簡単ですが、他馬との兼ね合いもありますし全体の流れ次第で、そう簡単ではないでしょうが…。


日中はとにかく暑い。まだまだ暑いというより盛夏の暑さ。例年だとこの時期は、夕方空を見上げれば秋の気配を感じられますが、今年はまだまだ夏の空。そういう意味では真夏の大一番。夏が得意だと言われているこの馬にはチャンスかもしれません。
でも、いくら夏場が得意だといっても、やはりこの暑さはこたえるでしょう。だから、とにかく無事に。
無事にこの馬の力を出し切ってくれたと思います。