セブンサミッツ 復帰戦 野分特別確定

まずは無事に復帰戦を迎えられそうで一安心です。
坂路でも良い時計が出ています(ただし今週は馬場自体が速かったようで、差し引きするといつもくらいかな?)。


野分特別自体は昔から好きなレースなのですが(芝の3歳の好素質馬と古馬準OPからの降級組がぶつかって面白いため)、ただ、この条件はセブンサミッツに向いてるかというと少し疑問です。

春の阪神開催で同条件(阪神・芝・外・1800)を走りましたが、1番人気にこたえられず7着でした。
着差はわずかだったのですが、実に見所のないレースぶりで、それまでの京都マイルでの走りっぷりとは正反対でした。
ただし、多頭数の外枠(15番枠)だったということもあり、距離ロスが敗因だと言えないこともない着差だったのですが、直線を向いてすぐにスリーロールスという8枠の馬にあさりと外から交わされてしまいましたので、やはりこの距離では力が劣っているのだろうと判断しました(あるいは、阪神コース)。
その次の若葉Sでも完敗で、これで中距離には完全に見切りを付けて、今後はマイル路線に変更されると喜んでいました。
その目論見通りに、1600を一発で勝ち上がり、初OPとなった葵Sも1400Mでしたが強い相手に評価できる内容でした。


しかし、今回、また距離1800mです。
おまけに、前述のスリーロールスが出てきます(本当にあっさりと交わされましたから…)。また、準OPで勝ち負けを続けてきたダンツホウテイも出てきます(しかも、両馬とも一叩き済み)。
ということは、阪神の1800と相手関係からは、普通に考えると勝ち負けはやや厳しいということになります。
たぶん実際にそうだと思うのですが、そこは3歳馬の復帰戦。
一夏休養しての成長に期待したいと思います。
(ただ、この馬はまずジョッキーを落とさないように無事に回ってくる必要があります。和田Jはこの馬の怖さに遭遇していませんから久々の今回は心配です)


※大スポでは「春よりさらに短距離志向」という短評。私もその可能性が高いと思います。
陣営は「掛かる馬ではないから距離は大丈夫。若葉Sは相手が強かったから」というコメントですがどうでしょう?春の時点では距離の問題が大きかったように見えましたが…。