ムーンライトソード 新馬戦

2着でしたが、上々の内容で非常に良かったと思います(中山まで行くのはどうかとは思いますが)。

結果だけとらえると、痛い2着(とくにこの半年は)かもしれません。
でも内容を見ると、考えていたよりずっと良い馬だということがわかりました。

正直言うとレース前までクラシックなど何の意識もしませんでしたが、今日の内容なら、上手くローテが噛み合えば出走を意識して楽しめる馬なのかも知れません(実際に出れる出れないではなく、春まで楽しめるという意味で)。

その「春」だけを考えると、脚元との兼ね合いもありませすから、出走レース数という点において今日の半馬身差は痛いのかも知れませんが、その後のことを考えると、今日のレースは大きく今後が楽しみになる内容だったといえます。

新馬戦だけは特別です。それはその馬の長いスパンでの将来がある程度見えるからで、その観点では結果以上に良い内容でした。

今日は、
・太め(遠征で絞ると言ってた時点で不安でしたが、まだかなり余裕がありました)
・遠征
という不安点が裏目に出たこともありますが、一番まずかったのは13番の存在です。13番との馬連が3倍で、今日は、ジョッキーとしても何としてもこの13番を競り落とさなければならないという競馬でした。
そういう意味では、文句なしの内容を見せてくれたと思います。まだ走りずらそうにしてる面はありましたが、それは新馬みな同じ条件なので言い訳になりません。ただ、前に行けること、すぐに折り合いがついたこと、勝負所で無理なく上がって行けたこと、これは今後を考えると大きな意味がありました。直線の最後はふがいなく見えるかもしれませんが13番の存在を考えるとしかたのないことでしょう。

次は確勝と大きな事を言いたいところですが、芝のマイル〜中距離の未勝利戦は新馬戦以上に厳しくなりますから、そう簡単でもないでしょう……当面はダートでもいいのではないかと思います。とにかく将来を考えて無理をせず、長く、走って欲しいと思います(去年同じ厩舎の馬が同じような過程でその後無理して脚をやって引退してますので、とにかく春よりも将来を考えて無理なくと願っています)。