エクスペディション デビュー戦 2着



今日はひと叩きと聞いていたのと、他に用事があったので、阪神競馬場まで行くべきかどうか迷いました。新聞でも「いきなりからはどうか。次に繋がるレースができれば」という厩舎サイドのコメントばかりでした。が、この1戦だけで、今後は走れないという事態もあるかと思って見に行くことにしました。
パドックでは良い馬体でしたが、まだまだ余裕があり仕上がり途上ははっきりとしていました。チャカつきも目立ち、人が多くなるにつれて激しくなっていました。
ただ、返し馬で驚きましたが、ステイゴールド産駒の良さでしょうか? 凄いバネでした。


レースは、とにかく着順は期待していなかったので、とりあえずは無事に次に繋がるレースをと思い、気楽に見ていました。
スタートはやや出遅れ。ただ、その後の行きっぷりが思っていた以上に良く、これは次走から期待できると、まず安堵しました。3コーナーから4コーナーにかけて大外ぶん回しで手応え良く上がっていくところは、いつもなら怒り心頭の場面ですが、「今日はとりあえず走るだけだから気分良く行くのもいいかもね」と平然と見ていられました(笑)。ただし、双眼鏡でこの馬だけを見ていましたが、今日はかなりロスの多いレースだったのも確かです。
これだけ道中脚を使ったのでそのうちバテるだろうと思っていた直線でしたが、これも良い方に予想を裏切られ、よい脚で伸びて2着でした。
あれだけ道中脚を使う競馬で、上がりが35秒1ですからそれなりに能力がありそうです。フットワークも良かったですし、今日は追い不足、おまけに初物づくしの中、本当によく頑張ってくれました。


というわけで、今回は良い方に予想を裏切られまくったデビュー戦でしたが、この馬は何といっても無事に使っていけるかどうかです。これまでアクシデントが多かった分、今後はとにかく無事に、無事にと願います。