オルフェーヴル 皐月賞 諸々

金曜発売の専門誌では△と▲が並んでいる感じで評価としては3〜4番手。人気はサダムパテックナカヤマナイトに次ぐ3番人気になりそうな感じでしょうか? 欲を言えば5番人気以下になって欲しいところですが、当初可能性のあった2番人気よりはマシで良かったと思います。
でもよく考えれば、牡馬クラシックで3番人気前後。本当にありがたい状況です。もともとG1で△が並んでいるくらいが一番楽しめると思っていますので、あと二日半、目一杯楽しみたいと思います。

で、昨日の続きです(枠順と乗り方)。

6枠12番はそれ自体が大きな不利なのは間違いありません(距離ロス)。あとは池添ジョッキーが少しでもロスなく上手く乗ってくれるのを願うしかありません。
池添騎手の新聞での発言からは、開幕週を考慮して、スプリングSのように「道中で早めに動く」つもりのようです。しかし、外外を早めに動いて本番でも良い競馬をするのは難しいでしょう。
早めに動いて末をなくすよりも、ポジショニングの方で工夫して競馬を進める方がいいように思います。
開幕週だからこそ少しのロスが響きます。スプリングSの戦法は抜けた本命がやるべき競馬で、今回はあの競馬で上位に食い込むのは厳しいと思います。

分かりきったことですが、この馬の一番良いところは末脚。本番だからこそ最大の武器を活かす競馬を。武器を最大限に活かすために府中開催はもってこい。だからこそ動かず辛抱して直線勝負。開幕週で届かないという懸念は位置取りで工夫を。押さなくても中段は取れる馬でしょう。
具体的には新馬戦のイメージでしょうか。新馬戦は普通のスタートから中段待機。道中は先頭から5〜6馬身の位置で折り合いに専念していました。新馬のように前から5〜6馬身、馬群の中でレースを進められれば、コーナーでわざわざ外を回って早めに動く必要はないでしょう。道中はなるべくインにこだわり、直線に向いてから末脚に賭ければいいと思います。
でも、池添ジョッキー、早めに動くことで開幕週を克服するつもりのようですから、結局いつものアレの可能性が高そうです。ずっと外を回ってきて、最後も早めにコーナーで外を上がっていけばどうなるか? まあ、それでお釣りがある方が不思議です。
府中は阪神の外回りよりさらに50m以上長い直線。おまけに開幕週。とにかくロスが響きます。どうか前走のようにコーナーで大外を回していかず、直線での末に賭ける競馬をしてくれるよう願うしかありません。


付け足しですが、新聞も高評価の追い切り。ただ、グリーンチャンネル見ると、口向きが相変わらずで……。併走馬を追いかけてるときはまだ良いのですが、少し追われて抜け出そうとするときにやはり内々へと向けており不安です。どうか本番ではやらかすことなく真っ直ぐに走ってくれますように。あとはとにかく無事にと願います。