オルフェーヴル明日入厩 菊花賞と土曜の競馬

気性に触れられていることが心配といえば心配ですが、順調に夏を越し、いよいよ明日オルフェーヴル栗東・池江厩舎に帰厩予定。
ノーザンFしがらきのスタッフの方々は、本当にここまで大変な苦労をして下さいました。


話は変わりますが、今年の春のクラシック、一番恐いと思っていたのはショウナンマイティ
土曜日のポプラSでえらい大外回り。にもかかわらず最後は持ったままの圧勝。札幌記念に出ていたとしてもいい勝負になったのでは? と思うくらいの競馬でした。
去年の秋、京都の外回りで鮮烈な脚を使ってオープンを勝って以来、春はこれが一番だと思っていた馬です。
ダービーには出られませんでしたが、ここで一度順調に使われ、今度はトライアルにも本番にも万全で出てくることでしょう。菊の舞台は京都の外回り。


そして出世レース、新潟・阿賀野川特別のオーシャンブルーも強い勝ち方。
大外を回り、最後射程圏内からあれだけ離れていたのを捉えきったのは、間違いなくステイゴールドの根性でしょう。
レースぶりもオルフェーヴルとよく似ています。これで3連勝。底を見せていませんし、相当強いと思われます。
オルフェーヴルと同じ池江厩舎ですが、きっと菊路線なんだろなぁ……。


距離の3000m。順調に成長して使われるライバル達。
折り合いも併せて考えれば、3000mへのオルフェーヴルの挑戦は大変厳しい道でしょう。
オルフェーヴルにとっての菊花賞は、世間で考えられているよりも『数倍』難しいと思います。
ただ、まず舞台に立たないとどうにもなりません。関係者の努力のおかげで無事に帰厩できそうなのは何よりです。