オルフェーヴル 菊花賞 三冠達成 その後

昨日ゴールした直後は家族と抱き合っていて気付かなかったのですが、双眼鏡で馬を追うと、森澤助手がかけよってきてオルフェーヴルを引かれていました。
ウイニングランもないし、故障でもしたのかと心配していましたが、録画を見てびっくり。
昨日も池添Jを振り落としていたとは……。これぞオルフェーヴルだとはいえ、あ然としました。池添J、最終レースで勝っていたので大丈夫だと思いますが心配です。オルフェーヴルの左肩にもラチのペンキの色がはっきりと付いていたので凄く心配です。


さて、一夜経って。
あの小さな仔馬が、子供が撫で撫ですると気持ちよそうに目を閉じていた仔馬がここまでに……と思うと感慨深いのですが、同時に、昨日の4コーナーを迎えた瞬間の地鳴りのようなスタンドの大歓声を思い出すと、もう手の届かないところに行ってしまったような気もします。


今後ですが、どの新聞にも今年はジャパンカップ有馬記念。来年の中長期的な予定としては凱旋門賞を目標と報道されています。
池江師の手記でも「来年は凱旋門賞に挑戦します」と力強く宣言されていました。
もともと個人的には出資馬の海外遠征は歓迎ではないのですが、池江先生の夢なら仕方ないと思います。昨日の直線のスタンドでの一体感を通して、もう多くの方の夢を背負った馬になったのだと思いました。
ただし、海外、とくに欧州は簡単ではありません。ハーツクライキングジョージを通して、海外挑戦と凱旋門賞に感しては思うところがあるので、また明日以降に書きたいと思います。


次走ですが、ジャパンカップか有馬のどちらかという報道。自分もどちらかだけにすべきだと思います。
常識的には有馬。
でもこの馬には断然ジャパンカップの方がいいのではないか? と思います。
来年は世界でというのならなおさらです。最強といわれる古馬陣と外国馬相手に胸を借りて真っ向勝負するのが一番でしょう。
ただ、何をおいても無事こそが全て。そうなると、間隔的には有馬が無難なのでしょうから、JCへという場合は体調や脚元に何の不安もないということが前提になると思います。
池江先生なら体調が万全であればJCを目指されるかな? チャレンジなら拍手を送りたいと思います。
まずは、レース後、どうか無事であってくれますように。