オルフェーヴル 阪神大賞典 8枠12番

G1ほどではありませんが、それでもドキドキしながら枠を上から見ていったら……なんと大外。
どの馬が走るときでも常に同じことを言いますが、外はとにかく歓迎しません。
でも、まあオルフェーヴルに関しては、考えようによっては前哨戦で大外を引いておいた方が気分的には楽なのかもしれません。
8枠は今回が初めてですが(2枠も経験なし)、この馬はここまで外目の枠を引く確率が高く、その分、春と秋の本番は内の馬群で我慢しやすい枠を引いてくれるのではないか? と勝手に考えています(本当は一回一回の抽選ですから関係ないのは分かっていますが、何となく)。
阪神3000mは、最初のコーナーまで20秒以上あるので、外でもそれほど厳しいわけではありません。また、外枠でも菊花賞のようにある程度前に行ってしまえばそれほど外へは振られません。ただ、この頭数で大外だと、前目の位置に行こうとしたら前に全く壁を作れずそのまま行きたがってしまうという可能性が出てきます。それで3000mはさすがにしんどいでしょう。菊花賞は、白老のIさんがインタビューで答えておられたように、スタンド前で上手く馬群の中に入れてじっと我慢出来たことが大きな勝因だったと思います。
過去の阪神大賞典では、一昨年、池添騎手はメイショウベルーガで11番枠からの競馬でしたが、上手くスタートを出して、中段やや前目の6番手あたりで折り合いに専念、道中は下げ気味にじっくりと溜めていって、最後はよく伸びて僅差の3着でした。
今回もスタート次第ですが、7枠からおそらく先行するであろう、リッカロイヤル・ビートブラックの直後あたりに上手く入れられれば、というところでしょうか。
個人的には、先に向けての課題は馬群の中でどこまで我慢出来るかと思っていたので、そういう意味では難しい枠になったと思いますが、何とか今後に向けて3000mを我慢して欲しいと思います。


それよりも、天気予報では土曜は小雨程度ですが一日雨の模様。
あまり悪い馬場では走ってほしくないと思います。
これまでの戦績からも、不良や重を苦にしない分、雨が降った方が成績を残せると考えられるかもしれませんが、勝敗よりも脚元に負担がかかるのが一番嫌です。
ここが今年の大目標なら雨で有利になって欲しいと思うかもしれませんが、ここはあくまでも先を見据えた復帰戦。綺麗な馬場で負担なく走ってくれることが理想なので、あまり悪くならないで欲しいところ。
どうか無事に走り終えて欲しいと思います。