オルフェーヴル 阪神大賞典 その後

疲れもそれほどではないということで本当に安心しました。
どうかこのあとも、本当に何事もありませんように。
競馬評論コラムで池添ジョッキーへの批判があるようですが、日曜日のレースはどうしようもなかったと思います。
テレビではなく、オルフェーヴルだけを双眼鏡でずっと追いかけていましたが、大外枠でしかもずっと横に他馬がいる状態で、内に入れられる場面はありませんでした。
ナムラクレセントが先頭に立って離していった1コーナーで、その後ろに付けられなかったのか? というように見えるかもしれませんが、その時点ではもう馬がムキになって外から追い上げようとしており、抑えるのに懸命な状態だったと思います。あの時のオルフェーヴルの状態なら内に寄せる操作は無理だったと思います(ただ、私は個人的に外外安全より岩田Jのようなインにこだわる競馬の方が好きなのは言い添えておきます)。

色んな可能性はあるかと思いますが、個人的には、池添ジョッキーだからここまで乗りこなせたのだと思っています。
そのへんの詳細は有馬記念前日の日記、②の項目をご参照下さい。

http://d.hatena.ne.jp/oumani-hamaru/20111224

これまでのレース全て、
オルフェーヴルの気性→それに対する池添Jのコンタクト→そしてオルフェーヴルの反応、
この連続でした。そしてその深まりのおかげで距離を克服し、信じられない4冠までこれました。
調教再審査(セブンが二回も受けた…)も池添J騎乗ということですから、当然本番も池添Jでしょう。
今回の競馬を糧にして天皇賞に臨んでくれるはずです。


ただ、今回のアクシデントで改めて思うのは、もし逆に池添ジョッキーが騎乗停止になったらどうするのか?
たった一人だけの騎手しか乗りこなせない馬というのも、それはそれで物語としては壮大でよいのかしれませんが、やはり何かあったときに現実的には困ってしまうでしょうね。

とにかく無事こそ全て。無事に次走を迎えてくれることを願います。


※アクセス数の増加に加えて、どうも嫌な感じがありますので、落ち着くまでしばらく更新は控えようと思います。