ベトナム旅行一日目 (ハノイ)

アクセス数はまだ完全には落ち着かないのですが、徐々に再開。
ドバイWCは日本馬にとっては残念な結果だったかもしれませんが、各陣営の努力は並大抵のものではなかったと思います。おかげでこうして応援できて本当に感謝しています。
オルフェーヴルにとっては……個人的には出なくて良かったと思います。チャレンジは大事ですが、馬にとっての適性も大切。温度も含めた大きな環境の変化、空輸後二週間での競馬、ナイター、花火と騒音、この馬の気性を考えれば、これらはあえて挑戦・克服して欲しいものとは思えません。
唐突に競馬とは関係のない話題で恐縮ですが(この日記ではあえて競馬以外のことは書かないようにしています)以下、旅行記が続きます。
年初から予定は空けていましたので、せっかくだと思い、前から行きたいと思っていたホイアンベトナム)へ行ってきました。しばらくは自分用のメモに旅行の様子を。まずはハノイ編から。画像が多く重いかもしれませんので、興味のない方は読み飛ばして下さい。

(一日目)
関空発は10:30 ハノイ ノイバイ空港着は14:05 ベトナム航空
3時間少々に見えますが、時差(遅れ)が2時間ありますので実際には5時間半のフライト。沖縄よりかなり遠く、グアムよりももう少し時間がかかり、ハワイよりマシですが、それなりに疲れます。

機内食

味覚がおかしいと言われようが何と言われようが、機内食大好き人間。もちろん洋食。常人は食べないであろうコテコテのムースも当然のように完食(笑)


ハノイ ノイバイ空港到着

とりあえず両替1万円→247万(ベトナム)ドン くらいだったと思います。
他に関空でも2万円分をドンに両替(ただしレートが悪く225万ドンにしかならない……でも細かいお札を多く入れてもらえるので、その点では助かりました)。ベトナムドンとは別にドルも2万円分両替。これは、とくにホイアンでかなり助かりました(理由は後日ホイアン編で)。
合計で5万円分。ハノイでぜいたくしまくって、ホイアンで色々買いまくって6日間で使い切りましたが、ぜいたくしなければ2万円分だけでも、一家四人一週間、飲んで食べて遊べる物価だったように感じます(タクシー初乗り1万4000ドン=66円、焼きめし3万ドン=120円)。
※だいたい1万ドン=40円 2万ドン=1ドル この二つを頭に入れておくととても便利でした。
空港から市内まで約40分の道。

バイクの洪水。
聞いていた以上に、交通ルール無茶苦茶、信号はほとんどなし、車線なんてあってないようなもの。問答無用の凄まじい運転。入り放題、やりったもの勝ち、クラクションはずっと鳴らし続けてるようなもの……なんだ、これはとあ然としましたが、徐々に分かってきました。クラクションは相手に鳴らしているというより「自分が通るよ、入るよ」という合図。そして、よく見てると、無茶苦茶してるようで、日本よりもよほど譲っています。ゆっくり走って譲るのが前提。日本は自分の車線、自分がルール守ってるんだからスピードを落とす必要なし、絶対譲らない! ですものね。

市内到着

ホテル到着16時

良いホテルでした。ハノイは旧市街とやや離れたところに高級ホテルがいくつもあるのですが(旧市街の喧噪は落ち着けないから?)、私たちの滞在日数を考えると、すぐに街巡りが出来る旧市街の中のホテルが最適。ただ、旧市街のホテルは、調べた限りでは、子連れだと不安があったり、落ち着かなかったり、窓がなかったりと、一長一短だったのですが、このホテルはまさにベストチョイス。ファミリールームで部屋は広く、通りに面した大きな窓もあり、しかもスタッフは親切。もうこれしかないというくらいピタリとはまったホテルでした。おかげでハノイ滞在(2泊3日)を最大限に有効に使えました。


水を買いに……いきなりこういう状況の道を信号なしで渡らなければなりません(涙)


少し休息してから、依頼していた水人形劇のチケットを受け取りました。
ハノイ観光に水人形劇は外せませんよね。性格的にはこういう外せないものは思いっきり外すのですが、今回は子供がせっかくだからどうしても見たいと言っためチケット取りに奔走。白人ツアーが大量に席を抑えているようで、なかなか取れません。
夜の旧市街・夕食と水人形劇がセットになったツアーが一人30ドルくらいであるのですが、それだと自由に動けないし、食べたくもないものを食べなければならず、一晩潰れてしまう感が大きいので、チケットだけ取って、食事は自分で行くことに。何とかチケットが取れたのが20時の回でした。

それまでは食事にということで、下調べをして決めていたオウラックハウス(AU LAC HOUSE)へ。
ぼられまくるという噂のハノイのタクシーを使うのは嫌だったけど、ツアーじゃないので仕方ありません。マイリンが良いと聞いていたのですが、ホテルの前にいたのはハノイタクシー。これも評判良いとのことだったので乗ってみましたが、途中ホアエンキム湖あたりで「ホアンキエム! ホアンキエム!(ハノイ市内の有名な湖)」と案内してくれるなど、とても良い運転手さんで、ぼられることなくオウラックハウスへ到着。料金3万ドンくらいでした。地図で見てたら2〜3キロくらいで、見物がてら歩こうかと思ってましたが、歩かなくて良かった。初日からあんな無茶苦茶な道、絶対歩けない。


17:30 オーラックハウスでの食事

アスパラとカニのスープ(高い)  揚げ春巻き(右)


ソフトシェルクラブの黒胡椒炒め。最高。


フォーの海鮮炒め。これも見た目以上に旨かった。


カニ肉春雨

デザート。甘い餅米とアイスの組み合わせ。美味い。マンゴーも甘くなく、このマッチングがまた絶妙でした。


食べやすいベトナム料理でとてもおいしかったです。一品ごとの料金も安いのですが、他にも品数をたくさん頼んだので、全部で150万ドン=6000円位。ベトナムにしては合計は高かったかな(ホイアンなんて一人150円。一家で600円でした)


またもやハノイタクシーでタンロン水上人形劇場へ。ちなみにウオーター・パペットリーと連呼しても全然通じませんでした……。これもぼられず。

19:45 ライトアップされて綺麗な水上人形劇場


ホアエンキム湖周辺の様子


ふんどしで出迎えるタンロン君?


3〜5分くらいの短い演目が十数編続きます。


何とその中の一つは「競馬」
お客は100%外国人だけど、言葉は全て現地語。何を言ってるのか全く分からなかったけれど、コミカルな雰囲気でそれなりに楽しめました。


21:15 ナイトマーケット
ハノイの地元の人で一杯。このあと何時間も続くそうです。夜遅くまで凄いエネルギー。こういうのを見ると今の日本はどこが寂しい……。


旧市街は同じような道が入り組んでおり、夜だし、これはホテルへの道が分からなければ大変なことになるなと心配しましたが、何とか無事にホテルに。日本時間ならもう夜中12時ですね。


かなり下調べしていてイメージが出来ていたので、何とか持ちこたえましたが、何も知らずにいきなりあの喧噪とバイクの渦の中に入ってしまったら、子供2人連れではかなり気疲れしただろうと思います。
まずは、無事に初日を過ごせて、めでたし。

(二日目に続く)