オルフェーヴル 今週 宝塚記念 追い切り&出走決定

 3日 坂路 57.9 -40.9 -26.4 -12.7 
 7日 坂路 52.2 -38.2 -25.0 -12.3 末強め
10日 坂路 52.1 -37.7 -25.0 -12.6
14日 坂路 51.6 -37.9 -24.8 -12.1 一杯
17日 坂路 56.1 -40.5 -26.3 -13.0 
20日 坂路 52.5 -38.6 -25.3 -12.5 一杯 

相変わらず良いラップ(13.9-13.3-12.8-12.5)。
徐々に加速して折り合いも付いているのだと思います。全体しては馬場も重いでしょうしこんなものでしょう。開門直後の時計で速いタイムが集中する時間帯、1番時計よりは1秒以上遅いですし、3Fも37秒台の馬がいる中、38.6とゆったり入って上がりも12.5。しかも一杯。先週と同じく、この馬にしたら特別に良い時計ということもないでしょう。

問題は動き。明日、グリーンチャンネルの録画VTRで、以前のように重心の低い走りであるか、縦長(上に伸びる感じ)ではなく横に迫力を感じられる走りなのか、弾むような走りがどれだけ戻っているか、観てみたいと思います。


そして、2週前から迷われていた宝塚記念への出走が今日正式に決定。
まあ、そうなるでしょうね、ここまで追い切って、故障しているわけでもないのに回避とはならないでしょう。
もし回避なら決断のポイントはもっと前だったと思います。
・前走の大敗後、早々と宝塚記念出走を掲げたこと(←→様子を見て本当に良くなってから次走を決めるという選択)
・しがらきで最悪の状況から少し持ち直しかけたところで宝塚記念目指して入厩したこと(←→状態に余裕がないのであれば、無理に予定に合わせず完全に良くなるまで待つという選択)

上の二つのポイントで、現在の選択をした時点で、よほどのことがない限り出走となるのは決まっていたことだと思います。
逆に言えば、そういうフィジカル面であったにもかかわらず、ここまで持ってきた厩舎スタッフの努力は大変なものだったと思います。日々のケアも想像以上の苦労があったと思います(メンタル面は走ってみないと分かりません)。
まだまだ完調ではない、先週で7分との報道でしたが、厳しい中で何とか少しでも良化さようと厩舎全体で最善を尽くしてくれたのだと思います。

あとは、せっかくのG1。出来るだけ楽しみたいと思います。今回の最初の選択には疑問はあるし今後への影響も心配ですが、馬が一回一回のレースを走ってくれるのは本当にありがたいこと。一度一度がかけがえのない機会。
いつもなら、明日は枠順、明日枠順と大騒ぎしてますが、今回は枠よりも何よりも無事に走り終えることが一番大事なこと。
とにかくアクシデントなく何事もなく走り終えて欲しいと思います。