オルフェーヴル  宝塚記念 6枠11番

相変わらず外が続きますすねぇ……何でもう2〜3頭でいいから内にならないのか。
オルフェーヴルの春一連の歯車の狂いには、枠順の影響が大きくあったことは間違いありません。その意味ではまた嫌な外枠になりました。
ロスもそうですが、並び順からも阪神大賞典から始まった負の連鎖を拭いきれない可能性があります。阪神大賞典の再現はないでしょうが、少なくと再現を避けるためにまたジョッキーに負担の掛かる枠になったと思います。
どういうことか?
阪神大賞典で抑えられなかったことを考えると、せめて出たなりで自然と馬群に入れる枠が欲しかったわけですが、この枠と並び順では、簡単にはスタンド前までに馬群には入れません。外のネコパンチ、トゥザグローリーホエールキャプチャフェデラリストは、ある程度前に行くでしょう。オルフェーヴルより外で唯一控えそうなモンテクリスエスは極端に控えるでしょう。そうなると、当然オルフェーヴルの外には馬はいません。中段に控える馬は内に固まっています。
何もせずに馬群に入れる枠ならスタンド前を通過する不安も少しは解消されますが、この外枠と並び順だと、馬群に入れず一番外を走りながらスタンド前を通過……阪神大賞典と同じ状況です。実際にはあの再現はないと思いますが、少なくとも、この枠だと池添Jはそのことを念頭に置いて乗らねばならず、またしてもジョッキーの負担は大きくなりました。
それでも、しっかり溜めて折り合い付けて乗ってくれることを期待するしかありません(前走最後方待機でああなったからといって、極端に前に行く必要はないでしょう。あまり出していくとまた裏目に出ると思います。中段でしっかりと溜めて乗って欲しいと思います)。