NFしがらき見学 オルフェーヴル

暑い最中ですが(しがらきも、都心ほどではないですが暑い日は暑いようで)、風通しも良くミストも効果的で、オルフェーヴルの馬房の前にしゃがむと、外気より数度は温度が低く感じられました。


こんな環境


気持ちよさそうです。


今はとても順調。8月から15−15を乗るそうで、今はその今は下地作りだとのこと。
宝塚記念の前はほんとうにしんどい状態だったようで、「7割どころか、それ以下かも」というお話。
ただ、宝塚記念のあとは、本当に体調は良いようで毛艶もピカピカ。お尻ももりっとしてました。
この通り元気でしたよ。

このあと、出国までほとんどをNFしがらきで過ごすわけですが、期間的には少し厳しいのかなという気もします。
8月から15−15を乗り始めるということは、それから一ヶ月半で復帰戦。復帰戦としては、速めを乗り始めてからの間隔が、これまでで一番短いことになります。しかも途中で、長期輸送を挟むことを考えれば、10日間ほどは速めを乗れないでしょうから、速めを乗れる期間はこれまででもっとも短い期間で復帰戦を迎えることになります。環境の変化もあるし、前哨戦はあくまでも前哨戦という割り切りが一番重要なのかもしれません。前哨戦を使って中2週で本番ですし、これまで以上にあくまでも本番へ向けての叩きという意識でスケジュールを組まれているのかもしれません。
(個人的な想像です)

以前祝勝会で、NFしがらきのスタッフから、「オルフェーヴルが帰ってくると正直緊張する。何かあったら大変で、はやく帰厩して欲しい」というようなお話がありましたが、本当にこの馬を預かってもらうのは大変だと思います。
何せあの気性ですから……。それでも、この馬がこうして結果を残せたのは、こうしてしがらきでリラックスさせてもらえてるのが大きく、とても感謝しています。
とくに今回は、出国直前までしがらきで調整。栗東で速いところは1本乗れるかどうかでしょう。だからこそ、ふだんはオーバーワークになりすぎないようにとのことですが、今回はこちらでの調整の進み具合が非常に重要になると思います。
大変だと思いますが、どうか無事に送り出して欲しいと思います。