牧場見学 白老F――オリエンタルアート 2012

オリエンタルアート12(父ステイゴールド)。ドリームジャーニーオルフェーヴルリヤンドファミユの全兄弟で、毛色はオルフェーヴルと同じ。
評判は聞いていましたが、これは出てきたとたん驚きました。

もちろんオルフェーヴルと毛色も同じ全兄弟で、似ているところもあるのですが(オルフェーヴルの長所の一つである運動神経の良さやクッション・兄弟特有の気性も上手く受け継いでいるように思えます)、異なっているところも多く、とにかく筋肉の付き方が全く違います。当歳の同時期の印象としてもスケールが違うように感じます。
この兄弟特有の雰囲気はありますが、でもそれ以上の圧倒的な存在感。

牧場の方も「この時点では兄弟で一番」という評価でしたが、それもうなずけます。

というか、兄弟を離れても当歳としては圧倒的な存在感で、この馬は掛け値なしに凄いのでは? お尻の筋肉だけではなく、歩いているときの腰回りの筋肉も当歳とは思えません。
オリエンタルアートステイゴールドの相性以上の、何かを感じてしまいます。
うーん、これは……。
いつもなら、来年はこれで、となるのでしょうが、恐ろしい人気でまず買えないでしょうね。

(もちろん、それでも我が家はオリエンタルアート08のあの当歳の「幼い」雰囲気が一番好きです。他のどの馬よりも。それは一生変わらないでしょう)


それにしても、ここ2年はあえて白老に行かないようにしていましたが、久しぶりにお邪魔するとやっぱり白老が最高。友人のお陰で主任にもやっと名前を覚えてもらえて楽しく過ごせました。
でも、行ってしまうと出資の時も白老の馬のことばかり考えてしまうので、来年の6月が大変ですが……。
いつも暖かく迎えて下さる白老ファームとその関係者の皆様にはとても感謝しています。