オルフェーヴル 次走 ジャパンカップ? 有馬記念?

一応、今のところ再来週に入厩予定。
ただし次走が、ジャパンカップになるか有馬記念になるかはまだ未定。
馬の回復ぶりを見極めてから。
ただ、年内に使う方向ではある、とのこと。


再来週にも入厩=検疫明けすぐの入厩、ということですから、ジャパンカップに出したい気持ちがあり、それに対応できるようにということでしょう。
でも、現状では、早々に「ジャパンカップ一本で」と決められる状態ではないのでしょう。まだまだ様子を見ながらしか決められないので、状態次第では有馬記念も考えてということだと思います。


今年のスケジュールを考えると、もともとジャパンカップはかなりギリギリだと思うし、本当にジャパンカップを万全でというのなら早めにピッチを上げていかないと厳しいでしょう(万事順調にいって再来週入厩したとても、追い切り二本でジャパンカップですね…)。
だから、初めから無理せず、年内に走るにしても有馬記念一本の方が安心ですが、有馬記念よりもジャパンカップの方を選択したいという気持ちも理解できます。有馬記念は去年勝ってますし、舞台としても断然府中の方がいいでしょう。


でも、何よりもゆっくりと充電させてあげて欲しいなぁ。オルフェーヴルはもう何も無理する必要はない馬だと思います。
また後日書きますが、先日のディープブリランテの件。
屈腱炎疲労の蓄積ですから、アスコット遠征との直接の因果関係はわかりません。アスコット遠征から帰国後も、もちろん無理はさせないように調整されてきたとは思いますが、天皇賞と両にらみで、期間の短い菊花賞の方を選択して強い仕上げに入っていました(出走する以上仕上げるのが当然ですものね)。強いダービー馬。三冠最後のレース目前での故障…出資されている方のお気持ちを察します。


我が家は、ハーツクライのドバイ遠征後、アスコット遠征後、本当にじっくりと充電してもらった様子を見ていますので、やはり海外遠征後は、あまり簡単に考えずに、目に見えない疲れ・環境の変化を考慮して、じっくりと充電して欲しいと思っています。
あの時は、3月のドバイの後は7月まで使わず7月末のキングジョージへ。
7月末のキングジョージの後も、間隔的に十分に使えた天皇賞秋はスキップしてジャパンカップ一本に絞って充電しました(ディープインパクトのいない秋の天皇賞を捨ててでも)。
とにかく、海外で全力で頑張ってくれた後は、「しっかりと充電する」という方針でした。
それでも、アスコット遠征後のハーツクライにはいくつかのトラブルが起きました。
あらためてオルフェーヴルも、定石とか盛り上げることは考えずに、出来ることなら遠征後はゆっくりとさせてあげて欲しいと思います(仮に疲れがそれほど見えてないにしても)。
海外へ行って様々なことを克服しながら最高に頑張ってくれました。でも年内に使う方向ということですから、走らなければならないでしょう。
とにかく無理は避けて欲しいと思います。とくに、来年もということであればなおさらです。故障馬が多く出る中、オルフェーヴルは本当にタフによく頑張ってくれていますが、だからこそ、そこに安心しすぎることなく無理は避けて欲しいと思います。
どんな選択になるにしても、とにかく無事にということを願います。