日本の馬場 世界の馬場

今日は出資馬とはあまり関係がありませんが……。
春の京都競馬場、春の東京競馬場の異常な硬い馬場が多くの問題を引き起こしました。
レコードが連発して何が面白いんでしょう? 何も面白くありません。 下をコンクリートのように硬くして、その上を極限のスピードで走らせて、馬にどうしろというのでしょう?
数字は一つの要素ではありますが、競馬は、「数字ゲーム」ではありません。
そして、故障ほど悲しいものはありません。
いつも思っていたことですが、池江師が見事な見解を述べておられますのでご紹介しておきます。


http://column.keibalab.jp/interview/trainer/650/

−:「硬さイコール壊れるではない」と言われながら、今年の秋シーズンを前に故障馬が相次ぎました……。

池:硬いと壊れやすいですよ。それは実際、今年の春を見たらわかるじゃないですか。「それは関連性がない」と言っている人がいるけれど、そんな言葉にダマされてはダメですよ。実際に毎週、競馬に送り込んでいる僕達が実感していたことです。特に今年の春の京都競馬場。ああいう馬場を造っていたら、来年、春の天皇賞には使いたくないですよ。


現場で日々、馬と生活を共にし、馬の脚元を触り、そして実際に世界中の馬場を見て歩かれた師の見解だけに、大変説得力があります。