エアザイオン０９とウェルカムミレニアム０９

出資馬のレースではありませんが、今日は注目するレースが多かった一日でした。とくに以下のレースは明日の菊花賞よりずっと注目していたレースでした。

京都の未勝利に、ネオザイオン。小倉の新馬戦でウインバリアシオンの４着だったエアザイオンの仔です。そして、東京の新馬戦は、ミレニアルドリーム。この馬はウェルカムミレニアムの仔。
そうです。今年、社台とサンデーで出資したエアザイオン０９とウェルカムミレニアム０９の一つ上の兄たちです。種牡馬は毎年１００頭単位で仔を残しますが、牝馬はどんなに頑張っても１頭だけ。それだけ競走馬１頭に対するお母さんの力と価値は甚大です。その今年出資したお母さんからの２歳がたまたま同じ日に走る。そんなこともあるのですね。自分の出資馬と同じような気持ちでレースを見ました。とくにネオザイオンのレースはとても重要なレース。ただ、どちらもディープ産駒が強敵で勝ち負けまでは……と思っていました。
が、結果はネオザイオンが１着。一か八かで最後まで内で脚を溜めきった藤田Ｊの好騎乗によるところが大きいと思いますが、それでもかなりメンバーの揃っていた芝２０００での勝利。それなりの素質はありそうです。何度か書いていきましたが、とにかくエアザイオンの仔の成績がさっぱりなので、０９への期待を考えるときには、このネオザイオンが走るかどうかが大きなポイントでした。走るだろうと思って出資に踏み切ったわけですが、本当にホッとした１戦でした（これで素質を見せたのが、レイズユアドリームとネオザイオンの牡馬２頭となりました）。

東京新馬のミレニアルドリームの方は……さすがに２頭も勝たないだろうと思ってみていると、これまた強い勝ち方。スタート後少し折り合いを欠きましたが、道中は落ち着きもあり、最後は外から素晴らしい伸び。ウェルカムミレニアムの仔は他の兄弟も堅実に走っているのですが、初めてサンデー系が種付けされた０８は、芝で一枚違ったレースが出来ました。ウェルカムミレニアム０９は父ゴールドアリュールですが、今後が楽しみになりました。でも、最後はダートでしょうか。
２頭が同じ日に出走して、そして２頭とも勝ち上がるという最高の結果で楽しみが増えましたが、肝心なのはエアザイオン０９とウェルカムミレニアム０９です。
両馬とも、順調に進んで無事に来年デビューしてくれることを願います。