オルフェーヴル 明後日 有馬記念 展開等

今日も15−15を乗られて、菊花賞と同様、体調は問題ない状態でしょう。あとは輸送を無事にこなしてくれて当日落ち着きがあれば言うことはありません。
各新聞を買いましたが、思っていたより人気。
ブック ◎○○◎◎◎◎   週初めよりグリグリに。でもレース短評は「上位拮抗」。その通り。このレース、まさに拮抗状態だと思いますけど……それなのに前売りでも「2.4倍」で一番人気!
3歳で古馬初挑戦の身で、しかもこれだけのメンバーで、単勝2倍台の一番人気なんて全然良いことだとは思えません。が、割り切ってそういう馬を応援できることを楽しみたいと思います。
展開の読みは各社バラバラ。自分も読めません。菊花賞はスタンド前では8〜9番手くらいでしたが、9番手でも先頭から6〜7馬身くらいの、いわば好位といっていい位置取りでした。そこから徐々に下げて溜めていって、向こう正面では、先頭から10馬身程度の中段だったと思います。
今回は、流れ次第だと思いますが、7〜10番手くらいでしょうか? ある程度前にいたとしても速ければ下げて溜めていけるのが理想だと思います。
ペースに関しては速い分にはいくら速くても問題ないでしょう。淀みのないガチンコの流れの方が安心して見ていられると思います。速すぎれば徐々に下げて溜めてくれるでしょう。逆に13秒台が続くような流れだと折り合いが心配。とにかく折り合いがまず第一。

ポイントは、折り合い。とにかく折り合い。この馬は今でも、折り合いが最大の課題(今でもそれだけ折り合いが大変な馬だということです)。とにかく折り合い最優先。そして可能であれば出来るだけ外外を回らされないこと。
特にスタンド前で折り合えるか。馬群に入れられれば折り合いやすいでしょうが、この枠の並びでは色んな面で厳しいでしょう。池添Jのファインプレーがあることを願います。
そして、もう一つのポイントは上り坂が続きペースが落ちることの多い1〜2コーナーで、いかにロスなく折り合って脚を溜められるか。

中山2500での個人的な理想はトウカイテイオー有馬記念。好スタートから好位へ。しかしそのまま行かずに、スタンド前の上りから1〜2コーナーの上り坂へと続くところで、徐々に貯金を消化するように下げて(溜めて)、中段の馬群の内へ。最後まで馬群で辛抱してロスなくコーナーを上がっていく形で最終コーナーを回りきり、先に抜け出したビワハヤヒデを捉えきりました。まあ、今回の枠と人気ではそう上手くいかないでしょうが、これだけのメンバーを相手にするわけですから、いかに溜めてロスの少ない競馬できるか。

三冠馬だから土を付けたくない。でも相手はこれでもかというくらい揃ってるし挑戦者の立場」という池添Jのコメント。
「どこまで古馬に通用するか」「今年の古馬勢は強力。何とか乗り越えて欲しい」という池江師のコメント。
まさにその通りだと思います。

菊花賞までとは立場が全然違います(それでも前売り1番人気になっていますが…)。結果も求められるのでしょうが、個人的には挑戦者の立場で、是非「良い競馬」をして欲しいと思います。
あとは、とにかく無事に。アクシデントなくレースを終えて欲しいと思います。