阪神競馬場 芝コース 馬場状態

先週はコーナーも外を回る馬が目立ちましたが、それは降雨中のレース。
今週、土曜の芝のレースは5鞍。「外回り」のレースは直線の瞬発力勝負になるので、コーナーの出口でみんな外に出していましたが、「内回り」のレースは、コーナーで内をロスなく回ってきた馬がそのまま優位でした。直線の傷み以上に、「内回り」は、道中ロスなく運んだ馬が余力を残せたということでしょう。
確かに内ラチ沿いに傷みはありますが、本当に酷く傷んでるのは直線のゴール前1F程度でしょうか。
最悪なのは、内が悪いと思ってずっと道中は外外を回ってしまい、逆に、直線の最後で傷みの酷い内に切れ込むこと。
最上は、その逆。道中は出来るだけロスなく内を回って、直線の最後だけ外を通ること。枠順からは完璧にそれを望むのは難しいでしょうが、皐月賞ではジョッキーが6枠12番からオルフェーヴルを助ける騎乗をしてくれました。今回は少しでもロスなく助けてあげて欲しいと思います。