ハーツクライ産駒 ギュスターヴクライ

今日のアルゼンチン共和国杯でレース後蛯名Jが下馬。
腱の断裂ということで、大変厳しい状態になってしまいました。
ウインバリアシオンとともにハーツクライの初年度産駒の代表馬。そして両馬はオルフェーヴルとともに走っていた馬。
そのウインバリアシオンも秋に屈腱炎を発症しました。ギュスターヴクライ春の天皇賞後、脚元に腫れが出ていました。そしてこの故障で戦列に復帰できるかが厳しい状況。
いずれも春の天皇賞の、あのどうしようもない硬い馬場をまともに走っていた馬。あのレースから何頭故障馬が出ているのでしょう……。先日の池江師の言われるとおり。硬いだけの馬場、一つのG1レースで故障馬が続出するような馬場は必要ないと思います。

ギュスターヴクライ春の天皇賞後の脚の腫れを牧場の努力で立て直して秋を迎えていました。秋の復帰戦は当初京都大賞典の予定でしたが、余裕を持ってアルゼンチン共和国杯に変更。それが再度、前倒しで京都大賞典へ。ここが秋二戦目でした。オルフェーヴルとぶつからないでと願うとともに、ハーツクライの代表産駒としてこの秋以降の活躍を楽しみにしていました。大変残念です。
先日のディープブリランテの件と同様、ローテーションとの因果関係はわかりませんが、どの馬も、無理だけは絶対に避けて欲しいと思います。