オルフェーヴル 凱旋門賞 遠征費用と現地ツアー

の案内が届いてました。
ハーツクライの時とは主催会社が変わっていますが、担当の方のお名前は同じなので、きっと海外競馬を熟知したいいツアーだと思います。
ツアーに関しては、我が家は人数が多いので個人で格安航空券とホテルを手配しないと費用的に厳しく(涙)……団体ツアーに参加できず残念です。
遠征費用に関しては、「え?」「どういう処理になるの?」という部分もありますが、今は触れないでおきます。
(以前のように、経費を確定し、収入と経費を差し引きして、利益があればその利益を後日精算という方式のほうが形の上ではいいのに! これだとまた嫌〜な処理になるのでは? と一瞬思いましたが、一応、海外遠征「出資金」という名が付いているので嫌〜な処理になる心配はなさそうです。)
ハーツクライキングジョージ(アスコット)遠征の、経費見積もりと詳細な最終明細、両方残っていますので、また機会があれば比較したいと思います。

今の円高状況下でのユーロレートだと、賞金は半減しますが、その分、現地滞在費等の費用も半減するわけで、そういう意味では遠征しやすいといえそうです。
ただし、招待競走以外の遠征は、基本的に「金銭的には赤字になるもの」と覚悟しておかないといけないでしょう。


ちなみに、ハーツクライキングジョージの3着は、当時のレート(今の倍くらいの円安レート)で、1700万円ほどの賞金。経費を差し引きして会員には9万円くらいの配当がありました。
ただし、アスコットからの補助金(招待してくれた)とJRAからの補助金を「収入に組み込んで」、やっとわすかなプラスになったわけで、補助金を抜きにして賞金(手取り)と負担経費とでプラスマイナスを考えたら……高額賞金と言われるキングジョージの3着でも、あれだけレートの良い時代でも、結果は赤字、ということですね。


あくまでも一般論で、オルフェーヴルの遠征とは直接関係ありませんが、全額費用が出る招待競走以外の海外遠征は、基本的に、「金銭的には赤字になるもの」と思っておくべきだ、ということでしょう。


オルフェーヴルに関しては、遠征に向けて進めていくけど、あくまでも馬の体調を最優先して出否の判断という結びに賛同します。費用だけがかかってレースに出ないというケースもありうるということでしょうが、馬の体調と今後が一番。もちろん、そうならないように万全の体調で無事にレースを迎えてくれたらいいのですが。


余談ですが、「一口クラブ」ほど海外遠征しやすい馬主形態はないと思います。「一口クラブだから海外遠征が出来ない」なんてことは100%ありません。逆に一口クラブほど海外に行きやすいものはないでしょう。これで、出資馬が海外遠征するのも、その通知を頂くのも、三度目の我が家ですが、それはひしひしと感じます(反対してるのではありません)。