オルフェーヴル 凱旋門賞 観戦記 番外編〜パリでの食事

人の食うもんなんて興味ないよ〜、という方はすっ飛ばして下さい。
おまけに、あまり写真を撮ってなかったり、食べかけだったりでお目汚しすみません。

滞在中一番美味しかったのは、『Domaine de Lintillac』。鴨料理のお店。予約を取らないようですが、開店直後の夜7時に行ったら、続々とお客さんが入ってました。
前菜のフォアグラ。17ユーロ位ですが、かなり大きいです。これは食べられました。なんと子供が旨い旨いを連発しておかわり。日本では考えれないし……その前に食べさせないけど。

メインは鴨料理が色々あるのですが、写真は、鴨のソテー、アプリコットソース。
美味しいのは美味しかったですが、写真にはない鴨のコンフィの方が美味しかったです。たぶん、このお店の鴨のコンフィは、滞在ナンバー1の美味しさ。しかも9ユーロ位で凄いボリュームでした。

デザート。中にアイス。

このお店は店員さんが本当に親切でした。通りいっぺんの親切さではなく、こちらの意図を汲み取ろうしてくれる本当の親切心。子供は毎日このお店に行きたがってました。


クルーズ船はマリナ・ド・パリ。
限られた時間での観光。みなが希望したセーヌ川クルーズ。数あるクルーズ会社の中でも、マリナ・ド・パリはかなりマイナーな部類で、他の大手を利用される方がほとんど。ですが、マリナドパリで正解でした。船員の方がみんな親切。時間も18:30分に乗船して食事を始め、出航が18:45分〜20:00なのですが、今の季節は日暮れが早いのでこの時間帯でも十分夜景が楽しめます(夏は20時だと、まだまだ明るいらしいので次の便でないと夜景は不可)。値段も良心的。

飛行機の機内食と一緒で、「こんな適当な食事はおいしくない。あとでレストランで食べた方がマシ」という方も多いようですが、我が家は、美味しく頂きました。
とてもおいしい! ではないけど、船の上であることを考えると十分に満足。
サービスも手早く、短い時間の中では最善の工夫がされていました。

子供の前菜

メインのビーフ(硬かったです。こちらはそんなものだと思います)。ちなみに、メインは魚料理と鴨のコンフィから選べますが、追加でビーフも可能(6ユーロ)。

前菜と、メイン、簡単なデザート、飲み物が付いてディナークルーズ、大人50ユーロ、子供30ユーロくらいだったと思います(他のクルーズだと100ユーロくらいかな。ツアーだと200ユーロとかだし)。しかも、この船はあまり大きくないので、全席窓側にセットされていました。
船内の様子。

雨で景色は残念だったけど、それでも雨のパリを楽しめ、夜景も少し楽しめ、セーヌ川クルーズを楽しんだぞ! という満足感もあり、そしてなにより、船員さんがとても親切。嬉しかったです。ちなみに船の通る場所に合わせて音楽が変わります。シャンゼリゼ通りの近くになったら、もちろん「あの歌」♪


ホテル近くのビストロ
地中海の白身魚。ベーコンの巻いてある料理なんて、と思ったけど、これがめっちゃ旨かった。

鴨のコンフィ。一番上の店があまりにも美味だったので、ここでも注文してみたけど、圧倒的に最初の鴨の方が美味。

アップルパイのようなデザート。自分でオーダーしておいてなんだけど、ここまででっかいとは思わなかった。食べ切れませんでした。ゴメンなさい……。

ただ、ここの店員さんも親切だった。というか、どこもかしこも親切。


今日は、見ていても面白くもなんともない食事編だったと思いますが、ひとつ感じたのは、みんな、とても親切だったこと。
十数年前にパリで治安の悪さを感じたこともあり、またフランスの人への勝手な偏見があったのかもしれませんが、「パリの人=英米のように親切でない」と思いこんでいました。
でも今回の旅行で、印象が180度変わりました。ホテル、レストラン、キャビンアテンダント、空港のチェックイン係、タクシーの運転手さん、オープンツアーバスの運転手さん、会う人会う人、みんな親切でした。子連れということもあったのかもしれませんが、今回のフランス旅行は、現地の方の親切に助けられた旅行であったと思います。きっとこちらが変わったのでしょうね。

次回は、凱旋門賞へ。
あと、二回ですべて終わります。